まえがき

デジカメは楽しい。と言っても、ちょっとやっかいなことがありますよね。それは撮った写真をパソコンで処理しなければならないこと。パソコンなしでもプリントできるプリンタもいくつかありますが、編集したりEメールで送ったりといった多様な楽しみ方をするためには、やっぱりパソコンが必要です。これが普段パソコンを使わない“お父さん、お母さん”には困ったこと。わけの分からない用語や“設定画面”とやらで、いじめられていませんか?

この本はそんな“デジタル初心者”に向けて書かれた本です。

<第1章>

デジカメの魅力は撮った写真をいろいろと加工できること。パソコンやプリンタの性能が向上したおかげで、プロ並みの作品が家庭でも作れるようになりました。つまり“デジカメライフ”を楽しむ環境が整ったと言うことです。この章では、どんな“作品”が作れるのかをご紹介します。

<第2章>

なるほどデジカメは楽しそう!…とは言っても、やっぱりわからないことがけっこうありませんか?そもそもフィルムカメラとデジタルカメラの違いは何?だいたいパソコン売り場で売っていること自体がフィルムカメラとは違うし、店員さんに説明を聞いてもその説明がわからない。そこにはデジタルカメラ特有の仕組みや用語があるからです。どんな道具でもその仕組みを知らなくてはうまく使えません。でも、カメラの世界は深遠です。だからこの章ではデジカメを“楽しむため”に知っておきたいと思われる、必要最小限のことがらを解説してみました。

<第3章>

さあ、これからがいよいよデジカメの楽しいところ。デジタル写真はパソコンに取り込めばいろいろなことができます。しかもアップルの提供するソフト「iPhoto」を使えば、すぐにでもデジカメライフを楽しむことができます。簡単に手順を整理してみれば、

1.まず、デジカメをパソコンにつなぐ

2.撮った写真をパソコンに読み込む

3.それを画面で見ながら整理して

4.プリントしたり、メールで送ったりして楽しむ!

5.たくさん溜まったらCD(DVD)に保存する

これだけのことです。

単行本20cm:カラー 127ページ 1554円(税込み)

毎日コミュニケーションズより、2003年7月刊

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